3分でわかる!自宅で葬儀を行う場合の注意点・ルール

自宅で葬儀を行う場合の注意点

①スペースが必要

自宅で葬儀を行う場合は、祭壇を飾る部屋、お坊さんの控室や弔問客を迎える受付など、スペースが必要になります。

②食事の手配が必要

通夜振るまいや精進落としなどの手配も必要になります。

③神棚の扉を閉めてその上に白紙を貼る(神棚封じ)

神棚が祀られている場合は、忌中が明けるまでの間、扉を閉めて前面に白紙を貼って神棚封じをします

神道では、死を穢れと考えられています。
穢れは気枯れともいい、浮上のものとされてきました。

亡くなった後、最も身を慎まなければいけない忌中の間は、その穢れから守るために、神棚を封じます。
忌中は、仏教では49日で、神道では50日までとなります。

なお、その間は、神社へ参拝してはならず、鳥居もくぐってはいけないとされています。

④玄関に忌中札を下げる

忌中であることを表すため、玄関には、裏返した簾に貼った忌中札を下げます。
最近は、忌中札を下げない家庭もあります。

⑤道案内をする

会葬者の案内のために、最寄りの駅などから、自宅までの道案内に世話役が立ちます。
また、道順を示した紙を貼ります。

⑥参列者の記録を付ける

あとで香典返しや引き出物をする際に必要になるため、参列者用の芳名帳、香典や供花、供物の記録をつける記録簿を用意します。

⑦参列者用の受付を用意する

会場の入り口を設営して、参列者用の受付を用意します。
庭先にテントを設営することもあります。
参列者は香典を受付で渡すことが多いです。

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