1分でわかる!祭壇・棺のランク、葬儀費用はランクで左右されるので注意

葬儀社が設定する葬儀料金には、いくつかのランクがあるのが一般的で、価格の違いを決める大きな要素は棺と祭壇です。

棺は、使用されている素材や彫刻の有無などで、価格が変わります。
祭壇は、大きさと装飾が価格を左右し、凝った装飾や高価な花を使用すると高くなります。

しかし、悲しみや経験不足の不安のなかで葬儀の準備をする遺族が、説明だけで選ぶのは難しいことです。
棺や祭壇を決める際は、必ず実例写真などを見せてもらい、時間をかけて話を聞いて納得のいく選択をしましょう。

棺の種類と値段

棺の価格は使用する素材によって大きく異なります。
一般的な葬儀では8~12万円の棺が使われます。

葬儀の見積書に棺のランクが書かれていない場合には、どのようなものか確認しましょう。

天然木棺

檜・樅・桐などの天然木で作られた棺です。
檜の無垢でできたものが最高級品とされ、100万円を超えるものもあります。

フラッシュ棺(中空洞板使用)

2枚のベニヤ材の間に、芯材を入れて張り合わせたものです。
桐の薄い板の合板が多く、約5万円からです。

布張り棺

フラッシュ棺の表面に布を貼って装飾したもので、約7万円からです。

祭壇の選び方

祭壇選びは宗派による違いはなく、故人の人柄やお葬式の形式、遺族の考え方、価格などを考慮して、選ぶ場合が多いです。

祭壇のスペース

自宅で通夜・葬儀を行う場合は、まず祭壇を置く場所を決めます。
目安として、最低でも6畳の広さは必要です。
間取りなどの都合で難しい場合は、玄関や縁側に祭壇を置いて、弔問客がすぐに焼香できるようにするという方法もあります。

祭壇の設営は葬儀社が行います。

いったん祭壇を置くと葬儀終了まで移動できないので、祭壇の背後には大切なものなどを置かないようにします。

花祭壇が人気

最近は、白木より生花を使った花祭壇が人気です。

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