3分でわかる!葬儀とお墓の生前予約で家族の負担を減らそう

寿命が延びているとはいえ、セカンドライフの終わりを迎える時期は必ず来ます。

家族に迷惑をかけないためにも、あらかじめ準備できるものは準備しておくことが、後に遺された人にとっても大変助かりますし、遺す側にとっての安心にもつながることでしょう。

葬儀を自分の好みにあったものできるように、生前予約も徐々に一般的になりつつあります。

葬儀の生前予約

葬儀の手配は、以前と比べると、大きく変わっています。

画一的な内容で、選択の余地がなかったものから、家族の意向に沿ったかたちで葬儀ができるようになってきています。

しかし、遺される側からすると、葬儀はあらかじめ準備できるものではなく、できれば、見送られる側がして欲しい葬儀の内容について家族に伝えるだけでなく、いっそ、自ら葬儀社に依頼しておくことで、遺される側の負担が大幅に軽減されることでしょう。

そうすることで、本人の意向が反映されますし、例えば、奥さんが親戚縁者に「こうしろ、ああしろ」と口を出されても「故人の希望でこのようにしました」と説明できるだけでも、精神的に負担が少なくてすむことでしょう。

遺す側の責任として、葬儀について生前にある程度手配しておけば、本人も家族も安心ではないでしょうか。

また、具体的な予約をしなくても、「自分に万が一があった場合には、〇〇葬儀社で、こんな葬儀を手配してほしい」と家族に伝えておくだけでも、十分です。

葬儀は故人のために行うというのは当然ですが、遺される側のために執り行われるという面もあります。
そのため、ある程度、本人によって準備されていることが、結果、心のこもった葬儀になることでしょう。

また、万が一の際に、連絡してほしい人などのリストも準備しておきましょう。
せめて年賀状や住所録など整理されていると、遺された家族は助かるでしょう。

生前予約のポイント

  • 複数社から見積もりを取って、任せて安心できる葬儀社を選択する
  • 自らの希望をしっかり伝える
  • 家族にも自分の意向を伝えて、同意を取っておく
  • 葬儀について誰に連絡するか決めておく
  • 費用についてあらかじめ準備しておく
  • できればお墓のことも決めておく

葬儀にかかる費用

葬儀の料金については、以前は不明瞭な領域体系の葬儀社もありましたが、インターネットの普及による豊富な情報発信の効果もあり、明朗な料金体系になりつつあります。

葬儀の費用の目安は、

葬儀自体に150万円
宗教者へのお礼に40万円
飲食代が50万円

で、香典と香典返しなども考慮すると200万円前後の負担になります。

今は、葬儀の形式が多様化しているだけでなく、料金体系を明瞭に提示してくれる葬儀も増えています。
それによって、予算の面でも自分の意向にあう葬儀の手配が可能になっています。

また、お布施も必要になります。

お布施は、お寺に全額がいくのではなく、間に入った葬儀社が金額の何割かを手数料として取っていることがあります。

葬儀の読経と戒名を含めたお布施の金額は、全国平均で50万円前後と言われています。
このようなバックマージンを失くすことで、半分から三分の1の予算でできる葬儀社もあります。

また、最近では、1万円前後の入会費を払って会員になり、会員向けの特別料金を提供する葬儀社も増えています。

葬儀社の比較方法

生前にあれこれ比較して、ゆっくり検討できるので、どこの葬儀社の対応が誠実か、信頼に足る葬儀社はどこかを自分で確認できます。

病院で亡くなる人がほとんどの世の中で、いまだに知らない間に病院が手配した葬儀社が来て、あれよあれよという間に、違和感を持ったまま葬儀が執行される、ということも往々にしてあります。

葬儀の生前予約をすることで、そういった状況を避けることができるでしょう。

具体的な葬儀社選びは、インターネットで自分の意向にあう葬儀社を探すのがよいでしょう。
他にも、電話帳で調べたり、経験者からの情報を参考にするのもよいでしょう。

自ら電話してみて、先方と直接話してみて、その対応なども確認して、葬儀社選びは慎重にしましょう。

また、専門の葬儀業者に当たる以外にも、互助会・生協・JAや、地方の自治体などでも葬儀サービスを請け負っています。
そうしたところに、照会してみるのも一つの手です。

最近では、葬儀社選びをサポートしてくれる業者もあります。

このように、葬儀社選びの選択肢は豊富にあります。

お墓の準備

葬儀と対をなすのがお墓の問題です。

近くに自分の両親のお墓がある人は、そこに一緒に入るという方法があります。
しかし、お墓が遠方にあったり、自ら入るお墓を持っていない人は、自分のお墓をどうするか決めておかなければなりません。

最近では、散骨などの自然葬を選び、お墓を持たない人も少しずつ増えていますが、お墓が必要な人が大半です。
また、自分自身がどんなお墓を望むのかは、遺される人に具体的に伝えておきましょう。

そのため、葬儀と同様に、生前にお墓の手配も自分でしておくべきでしょう。

お墓の費用

お墓の費用の目安(首都圏の例)

0.8㎡(90cm×90cm) 1.5㎡
永代使用料 10~150万円 30~400万円
墓石代・工事費・加工費 100~170万円 150~350万円
管理費(年) 都営 590円~880円
管理費(年) 民営 5000円~15000円
永代供養 33年 合葬など形態・費用はさまざま

お墓の引越しも増えている

お墓を故郷から現在住んでいる近くに移す人も増えています。
新たに墓地を購入する人の2割程度が引越しのための購入というデータもあります。

ただし、お墓の移動には、手続きが必要です。
移転元の市区町村役場で改葬許可証をもらって、引越し先の場所の墓地使用許可証をつけて、移転先の墓地管理者に提出します。

遺骨を運ぶことになるので、改葬のための供養も必要です。

今まであった墓石を移動するには、既存のお墓の撤去および運搬費用がかかります。
また、新たに墓石を購入する場合には、新たな墓石の購入費用がかかります。

このようなお墓の引越しは、親戚縁者がいなくなって、遠くてなかなかお墓まで出向いていけない人には必要なことになりつつあります。

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