3分でわかる!密葬とお別れ会の準備と進め方

密葬とは?

密葬とは、遺族や近親者だけで行われる葬儀のことで、通常、その後に本葬が営まれます。

次のようなケースで密葬が営まれます。

  • 都会で亡くなった人を遺族が密葬で見送り、その後、お骨を持って故郷で本葬を行う
  • 会社の代表者などがなくなったとき、身内が密葬で送り、会社が本葬を行う

また、その他にも最近では、一般の人でも遺族、近親者のみで行う密葬の後に、友人、知人を招いて、お別れの会、偲ぶ会を行うこともあります。

本来、密葬は本葬とセットで考えられたものでした。
つまり、故人が会社の経営者や有名人であったりした場合、お知らせや準備に時間がかかるため、まず、死亡直後に親族や親しいものだけで密葬を行い、そして、1ヶ月後や四十九日などに一般の参列者を招いた本葬を行うというものです。

しかし、現在では、本葬のあるなしにかかわらず、身内を中心にした葬儀を密葬と呼ぶようになっています。
特に、葬儀予算をあまりかけたくないという要望や、生前の本人をよく知る人だけで葬儀をしたいという願望を背景に、密葬は増加傾向にあります。
身内だけでゆっくりとお別れをしたいと考える人たちに選ばれています。

1分でわかる!家族葬と密葬の違い

密葬の形式

密葬には特に決まった形式はありません。
宗教式でも無宗教式でも構いません。
また式らしい式を行わずに火葬にすることもあります。

火葬が終わるまで、亡くなったことを公ににしないこともあります。
やむなく話さなければならないときは、本葬まで弔問を控えてもらいます。

密葬の進行例

  1. 納棺(自宅)
  2. 密葬通夜(自宅) 親族を中心とした通夜を行います。
  3. 密葬出棺式
  4. 出棺
  5. 荼毘・火葬(火葬場)
  6. 還骨回向(自宅)
  7. 初七日法要

お別れ会とは?

何事も簡略化される傾向にある現代において、葬式も例外ではありません。
一般的には、死亡日か翌日の夜に通夜を営み、その翌日に葬儀・告別式が行われます。
しかし、本体、通夜と葬儀は僧侶の読経を中心に近親者が故人の成仏を祈る宗教儀礼です。
一方の告別式は、故人の友人・知人、会社の同僚などが最後の別れをする社会的な儀礼で、宗教儀礼ではありません。
お別れ会は、この告別式にあたり、近親者だけで葬儀を済ませた後に、別の日に改めても要されます。

お別れ会は、遺族が主催する場合と、友人らが主催する場合があります。
一般的に死後2週間から1ヵ月後くらいを目処に行われます。

最近は、葬儀に対する考え方が自由になり、故人の生前の希望や遺言によって葬儀を小規模なものにしたり、近親者だけの内輪で行う家族葬も増えてきました。

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なかには、葬儀そのものを行わないケースもあります。

このような場合に、後日、友人・知人や葬儀に出席できなかった親戚などを招いて、故人の身内が催すのが遺族主催のお別れ会です。
生前、親しかった人たちと永遠の別れをする場をもたせてあげたいという、遺族の思いを形にしたものと言えます。
規模は、親族のみを招いた少人数のものから、故人とゆかりのあった人たちを招いての比較的盛大なものまでさまざまです。

友人・知人が主催するお別れ会は、故人と親交のあった人たちが発起人や幹事となって開く会で、規模もある程度大きくなるケースが多いです。
故人が趣味のサークルの会長やスポーツクラブの監督などを務めていた場合は、団体が主催することもあります。
この場合も、遺族が葬儀・告別式を行った後に、それとは別に開かれるのが普通です。

お別れ会は、葬儀に参列できなかった人もお別れができるというメリットがある一方、それなりの手間と費用がかかり、遺族主催の場合には負担が大きくなってしまうこともあります。

お別れ会の準備のポイント

規模が大きくなるときには葬儀社に依頼する

お別れ会の内容は、主催する人たちが考えなければならないが、小規模なら遺族ですべての手配をすることも可能です。
しかし、参列者が多い場合にや宗教式を取り入れる場合には、葬儀社に依頼すると手配が楽です。
また、無宗教式で行う場合は、お別れ会や自由葬の実績のある業者に依頼します。

招待する人に配慮する

お別れ会は、会費制にする場合とそうでない場合があります。
会費制の場合、故人との付き合いの浅い人まで招待するとかえって負担をかけることになるのえ注意が必要です。

目的に合った式の内容を考える

お別れ会は形式も内容も問いませんが、密葬後に行われる場合、出席者に故人とのお別れをしてもらうことが第一の目的となります。
参列者の思い出に残る心のこもった内容にすることが重要です。

お別れ会の流れ

  1. 開式の辞
    進行役が開会の挨拶をする
  2. 幹事代表の挨拶
    遺族が主催する場合は喪主が挨拶する
  3. 友人代表の弔辞
    故人との関係性や招待した人たち、式の内容で人選する
  4. 献杯
    この間に、生前の映像・写真や思い出話などで故人を偲ぶ
  5. 会食
  6. 遺族による謝辞
  7. 閉式の辞

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