仏壇の飾り方
仏壇に仏具を飾ることを荘厳すると言います。
これは仏壇に本尊を中心とした仏の世界を表すことを意味しています。
仏壇の飾り方やそろえる仏具は、各宗派や地域によって異なります。
どのような仏具をそろえて、それらをどの位置に飾ったらよいのかは、寺院または、その地域の仏壇・仏具店に聞いてみましょう。
それが一番間違いのない方法でしょう。
本尊は最上段に置く
仏壇には、本尊を最上段に安置します。
仏壇は先祖を祀るところだからと、位牌に目がいきがちかもしれませんが、拝む一番の対象は本尊です。
位牌は2段目以下に安置して、最上段に置かないのが原則です。
仏壇に向かって右側が上座になるので、位牌を複数安置する場合は、右奥に最上位の位牌を、次にその左側という順に安置しましょう。
浄土真宗の仏壇の飾り方
浄土真宗では、位牌や御霊具膳を使用しないなど、その他の宗派とは、仏具や祀り方が大きく異なります。
また、浄土真宗でも本願寺派と大谷派で異なるものもあります。
仏具を購入するときは、専門店で、自分の宗派をきちんと伝えて、宗派に合ったものをそろえましょう。